’12・5・14

キック数発で目覚めるイタりィ〜号。「掛ってよかった〜」と喜ぶイタりィ〜この瞬間まで自分の技術を信じきることが出来なかったので感動もひとしおでしょうな。
でも、スゲー煙だな組み込む時にOIL塗りすぎたのか?とにかく煙出まくりです。
OILレベルを確認しオイラより先に一回り、帰ってくると第一声はス「スゲーパワーアップしてる!!マジヤベーよ!」と興奮気味。
でも煙出まくり。まぁそのうち落ち着くだろう。オイラも急いで組みあげなきゃ!

イタりィ〜は2stならお手の物なのだが4stとなると経験が乏しく緊張と不安の中作業を進めます。ポイントごとにアドバイスを求め慎重にバラシます。
やっぱ2人で作業すると何かと便利で要所要所でスムーズに作業することができます。

走りだして200M。2台ともエンジンストップ・・・ともちゅー号は普通に走るけどアイドリングしない、アイドルスクリュー調整しASを少し回して濃い口にふります。これで何とかともちゅー号は問題解決!とりあえず普通に走るようになりました。で、問題なのはイタりィ〜号。どうやら度重なるキックでカブってしまったらしい、イタりィ〜の依頼でガレーまで変えのプラグを取りに行きます。なんとか始動したので、いつもの散歩コースのスカンジナビアを目指します!走りだしてまた200M、イタりィ〜がいない・・・引き返してみるとどうやらまた止まってしまったらしい。幸いガレージまで遠くないのでトランポを取りに帰り、KSRを引き上げてガレージに帰宅。キャブをセッティングしなおして何とか走るようになったので、三度海を目指して走りだします。

ここで一つトラブルが・・・カムチェーンのガイド(下)がなぜか入らない。そんな問題初めて聞いたぞ?中をのぞき込むとクランケースの内壁が干渉してガイドが中に入って行かないのだ。イタりィ〜号はすんなり入ってるのになぜ?仕方がないのでガイドの出っ張りを削って何とか収まるべきところに収まりました。

ここでシリンダーにピストンが入ります。今回一番苦労したかも知れません2人掛かりでピストン挿入に成功しました。

塗装が終わったら焼き付けをします。150〜200°位で1時間を基準にストーブの上で焼き付けすることにします。オーブントースターやストーブ直焼きか悩みましたが結局アルミホイルで箱を作り蒸し焼き。そして遠赤外線ヒーターで追い打ちをかけます。
焼きあがるまでの時間を利用してエンジンをバラシて行きます。イタりィ〜はシリンダーを塗装してオイラは休憩多めでやっとの思いで補機類を外します。

色々ありましたが無事いつもの休憩スポットまで到着!ここまで走った感想は見違えるほどのパワー!4速ホールドで山道をグイグイのぼって行きます。こりゃ全開にしたらどえりゃ〜ことになるんじゃないかな?
でも、問題が一つ。良く聞く話なんですけど、シリンダーのフィンが共鳴してとんでもない音がする。たとえるならヘッドのタペット音みたいな音が5000rpm辺りから鳴り始める。これは知っていても我慢できるレベルではなく、根本的に改善するまでエンジンをかけたくない位恐怖を覚える位の音です。
まぁ、この問題はSP武川のスパへkitに付いてくる共鳴防止のゴムを購入して解決するしかないでしょうね。
で、ここからが最大の問題!イタりィ〜号の白煙が収まらないのである。
この日は取り合えず帰宅し、お疲れ様でしたがとんでもない問題が待っていたのである!

そうこうしているとシリンダーが焼きあがりました。仕上がりは・・・まぁまぁだな。あまり深く考えないようにしよう。オイラと交代でイタりィ〜のシリンダーも焼き入れ開始。

国内も台湾も基本的には現在はアルミシリンダーで、スリーブが鉄の物と、セラミックメッキの物が購入可能。台湾製はこれに+してニカジルメッキが選択できます(そしてこれが一番高い)。ニカジルメッキってなに?て人もいるかもしれませんが身近な?ところではポルシェやBMWに純正採用されているシリンダーメッキらしいです。BMWの高耐久の秘密にこのメッキが関係してるらしいです。
で、kitの内容はピストン&リング・ピストンピン&ロックピン・ガスケットそしてシリンダー 説明書はありません。これで18000円です。
このkitはヤフオクでもウェビックでも買えます。みんな同じだと思いますが、オイラ達のはALBAのkitてことになってます。 kitの信頼性の話なんですがSP武川のシリンダーを作っている工場らしくそんなに悪いものではないようです。

早速、武川のKSR110専用の共鳴防止ゴムを2セット購入。1セット10個入りで500円位です。
で、装着した結果ですけど、少し効果あり!です。気になったタペット音見たいな音はマフラーのフランジがちゃんと閉まっていなかった為に排気漏れしていたみたいで、閉めなしたら大分静かになりました。
でも、それでも少しジャラジャラ鳴ってます・・・この時初めて気がついたのだが、いつもジェッペル被って音楽聞いてるから愛機のエンジン音に気が回らず、いつもの状態を認識しきれていなかったのに、異音チェックの為に久しぶりに半帽で乗ったので異常なまでに異音に敏感になっていたのかも・・・?
て、感じで大分静かになりましたが”そろそろO/Hした方がいいじゃね?”て感じがするのはオイラだけかな(;´瓜`)

で、肝心のイタりィ〜号だが・・・   続きは”イタりィ〜の買っちまったぜ110”でお楽しみ下さい Σ(´D`lll) 近日公開予定です。

ヘッドがくっ付きました!ゴールまじかです。
て、思っていたら・・・

イタりィ〜号もピストン挿入!あれ?いつの間にか同じ作業をしているぞ!?少々サボりすぎたな。

この先ちゃんとエンジンはかかるのか?ドキドキが加速する中もう戻れないところまでやってきました。

KSRが二台とも腰上がありません。オイラ休憩時間がドンドン長くなって行きます。

オイラは1度腰上をバラしたことがあるので余裕でバラバラ。
今回は細かい作業内容は書きません、手順やトルクは前回の”ピストンを交換しよう!”を見てくださいね。

今日の作業はイタりィ〜号と同時進行で、イタりィ〜はマスキングからで、あと塗料の残量次第では追加購入しなければならないのでイタりィ〜より早めにガレージ入りして作業を開始しました。

138ccへボアアップ!

突如、ブラザーイタりィ〜が「オレ、ボアアップする」と言い出した。ここでオイラもやっておかないとこの先、yossyのXR100だけではなくイタりィ〜のKSRにさえ苦渋を飲まされることになってしまう・・・”ボアアップなんて当分先”なんて思っていたのにタイミングとは恐ろしいものです。
で、ボアアップkitの選択からなんですけど、ご存じかと思いますがSP武川・キタコ・台湾直輸入品などが簡単に入手可能です。ともちゅー号はすでに武のハイカムが装着済み、イタりぃ〜号はノーマルです。ここで、普通のユーザーであればSP武川辺りのkitを購入するのですが、予算の関係で台湾製のkitにしました。ちなみにスパへなんてとてもじゃないけど買えません・・・ヽ(`Д´)ノ

組み上げるついでにキャブのMJを#112.5⇒#115へ変更。ちなみにイタりィ〜はキャブのセッティングはそのままです。あと、ドライブスプロケットも今まで15丁を使用していましたがパワーアップを見越してイマイチ使いきれなくてしまっていた16丁に変更、パワーが上がれば16丁のロング仕様でも問題なく走るようになるし今まで少し1速2速が使いにくかったが使いやすくなるハズです!
で、組みあがったエンジンに火を入れます!キック数発ともちゅー号も目覚めました!!

写真でも分かりますがともちゅー号は煙が出ていません。この時点では特に問題も無いようなので、少し走って見ようということになりました。

イタりィ〜号が完成してしまいました。
おかしいな〜オイラのが早く作業始めたはずなのにな。
正にウサギとカメ状態で流石に休憩取りすぎた。

シンナーで脱脂洗浄後ミッチャクロンをひと吹き、少し乾燥後本塗装開始。シリンダーの表面が何の処理もされておらず思いっきりアルミ地なんで何もしないと粉を吹きそうな感じ・・・安物だから仕方がないか。でも、逆にいえば塗装をするには最高の下地、気分良く色を入れて行きます。で、やっぱり大変だったのがフィンの間。思ったように塗ることが出来ず、出来た!と思ったら塗り残しが・・・の繰り返しでだいぶ手間取りました。

今回は人にボアアップしていることを悟られないようにシリンダーを黒く塗装します。事前にマスキングだけ家で行い次の日朝一番で作業開始です。
塗装に使う塗料は”LABEN 耐熱塗料 半ツヤ 耐熱温度400”です。