'10.01.17
ピストンを交換しよう!!

さてお次はバルブタイミングを合わせます。まずはクランケース側アウターローターに刻まれているTマークをクランケースに付いているマークと合わせておきます。ヘッド側カムスプロケットもTマークがヘッドに付いているマークに合うようにカムを回して合わせておいてから一旦スプロケットを外しチェーンを掛けてからカムに取り付けます。このときにちょうどローター側とカム側のTマークが合うようになっていればOKです。写真はないですが少し難しいのはチェーンテンショナーで外した時のまま組み込むとチェーンがパンパンになってしまうのでテンショナーを引っ込めた状態で組みます。ではどうやって引っ込めるか?それはテンショナーのトップのボルトを外して中の奥にあるネジを回して引っ込めて、その状態をネジでロックしてシリンダーにセットします。セットしたらロックを解除すればOK!スムーズに回るようになります(これが分からなくて少し悩みました)!
ここで前に取り付けた点火進角調整用のハンゲツキーをいつかするであろうCDIチューンの為にノーマルに戻しておきます。




最後はタペットの調整をします。今回もシクネスゲージを使い吸気0.06mm排気0.07mmで調整して吸気側だけ蓋をしないで、キャブ・マフラーを装着、当然ながらオイルフィルターも新品に交換。悲しい事にカムまで伸びているオイルラインの銅ワッシャーは新品に出来なかった。少々きつめに締め付けて漏れないことを祈ります。
周辺パーツを装着したらオイルを入れます。今回はワコーズのトリプルR10W40を使用。規定量1Lをエンジンに注ぎ込むんだけど、少しだけけヘッドのタペットカバーから注ぎ込んでおいて初期始動に備えることにしました。
これで、作業は完了!あとはキックあるのみ・・・・
この状態から外せるものをどんどん外していきます。外していくだけならそんなに苦労はないと思います。作業を始める前にシリンダーブロックに溜まっている小石をエアブローでとばしておきます。
今回、用意したものは純正サイズのピストン・リング・ピン・サークリップとガスケットセット。国内で正規ルート購入だと約7千円位しますが、Y!オクでタイから直輸入で5千円でお釣りが来ました。あとは頼みの綱であるKSRファイルです。オイラは恥ずかしながらサービスマニュアルを持っていないので、情報満載のこの本だけが頼りなわけです。この本に記載されているトルクや組み込み方なんかを参考に作業を進めていきたいと思います!



いよいよ腰上を分解していきます。まずはカムスプロケットを外します。スプロケットを外してら奥に見えるシリンダーブロックとヘッドを固定しているネジ×2本を先に外しておきます(KSRファイルを読んでいなかったら気がつかなったかも?)。このネジを外したら今度はヘッド外側に付いている袋ナット(×4本)を外します。この辺のネジは固着しやすいので恐る恐る回していきます、4本中3本は簡単に回りましたが1本は少々固着していたのかなかなか回らず相当焦りましたがなんとか回ってくれて一安心です。
ナットを外したらヘッドをプラハン(プラスチックハンマー)で軽く叩いてブロックから剥がします。ヘッドは簡単に外れましたが、ブロックがなかなか頑固に固着しています、あっちこっちからプラハンで叩いてなんとかクランクケースから外すことができました!TZMでもこの作業をしましたが何とも云えぬ感動がありますな〜(〃▽〃)
キャブとマフラーを外して各カバー類を全部外していきます。カバーとネジを紛失&混ぜて分からなくならないように一緒にして保管しておきます。アウターローターを手で回してみると簡単に回っちゃう、やはりだいぶお疲れなのかな・・・?



これからは元の状態に戻す為に今までの作業をさかのぼっていきます。ピストンにオイルを塗って新品のベースガスケットを入れます。シリンダー内にオイルをたっぷり塗ってピストンを挿入!意外と簡単にピストンはシリンダーに入って行きました。今度はヘッドを組み付けます。燃焼室のカーボンは一応簡単ではありますが清掃しておきました。新品のヘッドガスケットに液ガスを薄く塗っておいてからヘッドをドッキング!スタッドボルトにナットを噛ませ、取り合えず中にあるカムチェーン側の内ネジを軽く締めておきます。それからヘッドのナットを22N.mで締め付け、今度は内ネジを12N.mで締め付ければヘッドの固定は完了です。
次にシリンダーブロックを挿入するんですけど一応状態をチェックしておきます。走行距離が少ないからシリンダー内は目立つ傷もなく綺麗な状態、さすがにリングがこすれる部分とそうでない部分とは少し段差になっていましたがたぶん問題ないのでこのままで組み込みます。少し気になったのがヘッドガスケットのエンジン下側の方にオイル滲みがあったこと、外からは滲みは確認できませんでいたがこの先近い将来滲み始めるのは時間の問題だったかもしれませんね〜




